« サラリーマン、刑務所へ行く! | トップページ | 日本史の新常識 »

2018/12/16

大阪的

 【書 名】大阪的
 【著 者】井上章一
 【発行所】幻冬舎新書
 【発行日】2018/11/30
 【ISBN 】978-4-344-98522-3
 【価 格】800円

大阪といえば、おもろいおばちゃんが出てきて、知り合いとの話の最後にオチをつけるというイメージが先行しますが、もともとは「まいどワイド30分」というテレビ大阪の番組で商店街などで買物に来ていたおばちゃんたちにインタビューしたことがきっかけ。面白いおばちゃん達だけを編集して放映したので、大阪のおばちゃんは面白いというイメージが定着したようです。

食い倒れも本来の意味は食道楽がいきすぎて破産することです。コナモンのメッカと言われる大阪ですが船場の旦那衆をうならせるグルメの街という側面はあまり取り上げられずタコ焼きばかりとなってしまいました。

明治維新を推し進めるにはお金が必要ですが供給したのは大阪商人です。イメージ先行の大阪ですが本来の大阪はどんな街だったのかを解き明かしてくれます。

|

« サラリーマン、刑務所へ行く! | トップページ | 日本史の新常識 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大阪的:

« サラリーマン、刑務所へ行く! | トップページ | 日本史の新常識 »