戦国の城の一生
【書 名】戦国の城の一生
【著 者】竹井 英文
【発行所】吉川弘文館
【発行日】2018/10/01
【ISBN 】978-4-642-05875-9
【価 格】1,700円
全国にある城はコンビニの数よりも多く、1村1城だった時代もありました。古城をリサイクルしたりなど城の一生についての一冊です。城の維持管理は郷村にまかされていました。例えば相模玉縄城の田名郷では中城や清水郭の兵の一部が担当でした。また山城は禿山ではなく、中の様子が見られことと土留のために適当に植生もされていました。
戦国大名は自由に城を造れたわけではなく地元が反対していると造らない場合もあったようです。城には門限もあって上野箕輪城では午前7時頃に開門し午後5時頃に閉門されていました。飲み会などは禁止でしたが、よく条文が出されるぐらいなので守られてなかったようです。
小牧長久手の合戦では伊勢も戦場になりました。織田信雄・徳川家康連合軍では伊勢萱生城へのつなぎの城として古城だった浜田城を再利用したようです。
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