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2018/09/15

日本史真髄

 【書 名】日本史真髄
 【著 者】井沢元彦
 【発行所】小学館新書
 【発行日】2018/08/08
 【ISBN 】978-4-09-825318-0
 【価 格】840円

ケガレ、和、怨霊、言霊、朱子学、天皇を視点にして日本史を見ると見方が変わってきます。

■持統天皇
天皇が亡くなると古墳を造り土葬が当たり前だったのを自らは火葬することを命じたようです。呪力のある天皇が亡くなれば穢れるため遷都せざるをえませんが火葬によって同じ都を営むことができるようになります。これが藤原京になります。また古墳を取り巻く堀は水を使って穢れを閉じ込めるための結界でもありました。

■武士の誕生
律令には兵部省と刑部省がありましたが、人を殺すような汚れ仕事をやりたくないため結局は有名無実化。機能しなくなります。そこで作ったのが検非違使。令外官でしたが、これをまかせたのが源氏や平氏で、武力をもった武士が台頭することになります。崇徳天皇が死に際し、天皇家を呪ったため武士の世が誕生したと考えられました。明治維新で朝廷に政権が戻った時に明治天皇が勅使を送ったのが讃岐の白峰宮(崇徳天皇を祀った陵)でした。

■西郷隆永
西郷隆盛の通称は吉之助で、別に諱がありますが、よほど親しくないと教えるものではありませんでした。明治となって名前を統一しようという時に友人が西郷は隆盛じゃなかったっけなと届け出したため、西郷隆盛となり、本当は隆永だったようです。

■言霊
宴会の最後で今も使われる「お開き」という言葉。終わりといえばいいものを今も言霊社会は続いています。

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