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2018/09/11

上皇の日本史

 【書 名】上皇の日本史
 【著 者】本郷和人
 【発行所】中公新書ラクレ
 【発行日】2018/08/10
 【ISBN 】978-4-12-150630-6
 【価 格】880円

退位した天皇が上皇となりますが自動的になるものではなく、特に治天の君になるのはいろいろな条件があります。また院政だったのに摂関政治が復活することもあり万全なものではありませんでした。

■鎌倉幕府が滅んだ理由
後醍醐天皇は最初から討幕を志向していたようで、危ない人物に貴族は近寄らず異形の人たちが周りを固めていました。これで鎌倉幕府がしっかりしていればよいのですが、霜月騒動が起きます。幕府と朝廷は手を取り合って日本全体の政治責任をとっていこうと考えていた安藤泰盛一族が滅ぼされてしまいます。勝ったのは幕府は御家人のためにあるんだから御家人にさえよければよいと考える武士です。そして永仁の徳政令が出ます。「御家人が御家人以外に売った土地はタダで取り返せる」というとんでもない法令で、頭にきたのが新興の武士、いわゆる悪人と呼ばれる異形の人たちです。

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