« 京都ぎらい 官能篇 | トップページ | 陰謀の日本中世史 »

2018/03/24

気象で見直す日本史の合戦

 【書 名】気象で見直す日本史の合戦
 【著 者】松嶋 憲昭
 【発行所】洋泉社
 【発行日】2018/03/19
 【ISBN 】978-4-8003-1439-0
 【価 格】950円

「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」の続編です。桶狭間の合戦では今川義元へ突進する前に豪雨が降り、織田信長にとってラッキーという通説になっていますが、実際はどうだったか古文書などから丁寧に解き明かしています。善照寺砦から中島砦を経て太子ケ根の麓から屋形狭間に攻め入ったとありますが、実際に中島砦へ行ったのは信長など一部で、大部分は別の道から太子ケ根に向かったようです。

豪雨で接近に気づくのが遅れ、兵も雨宿りのために陣形が崩れていたことは言えそうですが、実は晴れていても勝てる作戦だったようで、それよりも雨が降ると今川義元は田楽狭間ではなく、いちはやく大高城に入る選択肢もあり、こうなると奇襲は万事休す。豪雨は信長にとって複雑な心境だったかもしれません。

他にも関ケ原の戦いや元寇などが天気とともに取り上げられています。

|

« 京都ぎらい 官能篇 | トップページ | 陰謀の日本中世史 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 気象で見直す日本史の合戦:

« 京都ぎらい 官能篇 | トップページ | 陰謀の日本中世史 »