京都ぎらい 官能篇
【書 名】京都ぎらい 官能篇
【著 者】井上章一
【発行所】朝日新書
【発行日】2018/02/10
【ISBN 】978-4-02-273747-2
【価 格】780円
「京都ぎらい」の続編ですが、この分ですといろいろな篇が作れ柳の下の泥鰌が続々と出てきそうです。
新田義貞といえば後醍醐天皇側で戦い散っていった鎌倉武士ですが匂当内侍に恋したことが後醍醐天皇の耳に入り、新田義貞に与えます。恩に感じた新田義貞は忠勤をはげみます。他にも鵺退治で有名な源頼政の菖蒲や後深草天皇の思われ人だった二条の事例が出てきます。女性をうまく活用していたんですね。まさに官能篇。
1970年から始まったディスカバー・ジャパンで嵯峨野などを訪れる一人旅女性が増加した懐かしい話や水戸黄門の撮影が大沢池周辺という京都アルアルが出てきます。遠山の金さんのお白洲でよく使われていたのが大覚寺でした。学生時代、上賀茂神社や下鴨神社もよく時代劇に出てきていました。
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