日本史のツボ
【書 名】日本史のツボ
【著 者】本郷和人
【発行所】文春新書
【発行日】2018/02/10
【ISBN 】978-4-16-661153-9
【価 格】840円
天皇、宗教、土地、軍事、地域、女性、経済の7つのツボで歴史をおさえます。鎌倉武士の年収は2000万円ほどですが貴族は10倍の2億円程度。「成功(じょうごう)」という官職を買うことが行われていましたが、三河の国の国司を平敦朝という人物が3600貫で買っています。大体、3億6千万円ほどで、国司になれば、それぐらい稼ぐことができます。貨幣経済が浸透したなか、登場したのが織田信長。
当時、上洛という考えが戦国大名の頭になかったなか、上洛を目指した織田信長にあったのは経済・流通の拠点だった京都をおさえることです。後を継いだ秀吉も経済至上主義でしたが家康は銭から石(米)へと経済政策を変更していきます。
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