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2018/02/08

一揆と戦国大名

 【書 名】一揆と戦国大名
 【著 者】久留島典子
 【発行所】講談社
 【発行日】2001/11/10
 【ISBN 】4-06-268913-8
 【価 格】2200円

「日本の歴史」26巻シリーズの13巻です。一揆といっても江戸時代の百姓一揆ではなく、中世の一揆はある目的をもって組織や集団をつくることでした。神仏に誓う形で一揆を組成し、相互対等の関係でした。この神仏に代わっていったのが戦国大名です。

■徳政令
借金の棒引きですが貸す方にしたらたまったものではありません。大和国宇智郡の百姓連判状が残っていますが、これは蔵本(貸す方)に10年は徳政をしないので、お金を貸してという内容。

■東西の通貨圏
江戸時代に江戸の金遣,大坂の銀遣という言葉が生まれましたが戦国時代にその萌芽があったようです。毛利氏がおさえていたのが石見銀山。銀貨幣の流通が始まります。東国の北条で流通していたのは西国では信用が低下していた永楽銭です。東は銭貨が中心でした。そこで伊勢商人は西国で永楽銭を代金として受け取り東国の支払いにあてていました。信用度が東西で違っていたので為替差益にちかいものが得られたそうです。しかし東でも銭の信用度が落ち始めると金山の多い東国で金を銀山の多い西国で銀が使われるようになります。

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