戦国おもしろばなし百話
【書 名】戦国おもしろばなし百話
【著 者】青木繁男
【発行所】ユニプラン
【発行日】2017/01/05
【ISBN 】978-4-89704-406-4
【価 格】1,500円
通説とは違った話がいくつか掲載されていて楽しめます。
・織田信長の京都馬揃えは正親町天皇の要請というのが通説ですが、どうもヴァリニャーニの日程にあわせて28日に馬揃えが実施されたようです。またこの時に信長公記にバテレンが黒人を連れてきたという記載があり、これが本能寺の変まで付き従うことになる弥助のようです。
・「神君、伊賀越え」はなく、家康は堺から東に向かい伊勢南街道を通り高見峠を越えて松坂の松ケ島城へ出て、伊勢の岩出城を経由し大湊から三河へ向かいます。伊賀越えをしていたのは別動隊という説です。
・秀吉の文禄・慶長の役では現地で投降した兵がおり、その中の武将の一人が沙也可。対馬出身、雑賀出身などいろいろな説がありますが、今も子孫がおり司馬遼太郎が沙也可の村を訪れたそうです。
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