本棚探偵 最後の探偵
【書 名】本棚探偵 最後の探偵
【著 者】喜国雅彦
【発行所】双葉文庫
【発行日】2017/6/18
【ISBN 】978-4-575-71467-8
【価 格】722円
ミステリ評論家である日下三蔵氏の蔵書がこの本でも出ており、写真も掲載されていますが、すさまじい本の山!しかも同じ本を何冊も買う猛者です。アシモフの「黒後家蜘蛛の会」のパロディ版「黒函紙魚の会」が掲載されていますが
「私は古書店を経営しているんですが、不思議なお客さんがいるんです。その人は同じ本のセットをいくつも買っていくんです。どういうことでしょうか?」
「それは日下三蔵さんです」と、速攻で謎が解かれます。
「書庫でシリトリ」もいいですね
ルンルンと、手にして帰れば三冊目
たった今売れましたよ、と悪魔の告知
いつまでもあると思うな古本は
いつまでもあると思うな新刊も
読んだはずだが覚えていない
確かに。(笑)この本は第68回日本推理作家協会賞 評論その他の部門を受賞したそうで、その話もあとがきに掲載されています。
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