真説 戦国武将の素顔
【書 名】真説 戦国武将の素顔
【著 者】本郷 和人
【発行所】宝島社新書
【発行日】2017/05/24
【ISBN 】978-4-8002-6768-9
【価 格】1500円
天下人である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。戦国武将からは武田信玄、上杉謙信、毛利元就、石田三成、明智光秀、今川義元、島津四兄弟、伊達正宗。番外編で淀君が紹介されています。皆、一筋縄ではいかない人物ばかりで良い面もあれば悪い面もあり素顔が紹介されています。
浅井長政、明智光秀ともども信長を裏切りますが、浅井も朝倉とそれほど仲がよいわけではなく、裏切りの最大の理由は信長がスキを見せた点。これならいけると思ったからでしょう。
毛利元就は息子を小早川や吉川へ送り込んで乗っ取るM&A型です。アメリカの東海岸側に多いタイプですが、西海岸側は秀吉のベンチャー企業で家来に夢をみさせるチーム型。
伊達正宗と秀吉の取次ぎになったのが浅野長政。秀吉に伊達正宗が叱責された時に、いろいろアドバイスしたのですが、伊達正宗はダダをこね絶交状を送ります。これがため江戸時代を通じ、両家とも仲が悪かったそうです。両家の分家で起きたのが忠臣蔵事件になります。
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