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2017/04/27

よみがえる古代山城 国際戦争と防衛ライン

 【書 名】よみがえる古代山城 国際戦争と防衛ライン
 【著 者】向井一雄
 【発行所】吉川弘文館
 【発行日】2017/01/01
 【ISBN 】978-4-642-05840-7
 【価 格】1700円

白村江の戦などで唐や新羅と対峙した日本では本土防衛のために山城が造られました。大宰府近くで新たに見つかったのが阿志岐山城などが紹介されています。また街道沿いにしか列石がない城もあり、どうも見せるための山城もあったようでし。韓国の城郭研究など最新の山城研究が紹介されています。


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夫婦で行くイスラムの国々

 【書 名】夫婦で行くイスラムの国々
 【著 者】清水義範
 【発行所】集英社文庫
 【発行日】2009/08/20
 【ISBN 】978-4087464672
 【価 格】745円

トルコから次々にイスラムの国々を回ることになり、インド、トルコ、ウズベキスタン、イラン、レバノン、シリア、ヨルダン、チュニジア、モロッコ、エジプト、スペイン、イエメンなど12ケ国。おもしろいのが各国のお酒事情。お酒の持ち込みもできない国から街中で飲める国など様々。イスラムといっても多様な文化になっていることがよく理解できます。

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本屋稼業

 【書 名】本屋稼業
 【著 者】波多野 聖
 【発行所】ハルキ文庫
 【発行日】2017/04/18
 【ISBN 】978-4-7584-4085-1
 【価 格】680円

もともとは薪炭問屋だった紀伊國屋を書店にした田辺茂一、紀伊國屋書店を支えた松原治の小説です。阪急が梅田駅を再開発する噂を聞いて提案したのが1階部分全ての700坪全体を借りる計画。現在の紀伊國屋書店・梅田店の誕生です。今から考えたら700坪でも手狭でした。

中学校の教師をしていた角川源義が興した出版社が角川書店。文庫本を荷台に載せて角川社長が自ら紀伊國屋書店に配達する姿が絵が描かれています。もっとも目的は田辺茂一との将棋だったようです。そんな小説がハルキ文庫から出ているのが感慨深いですね。

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2017/04/22

有頂天家族 二代目の帰朝

 【書 名】有頂天家族 二代目の帰朝
 【著 者】森見登美彦
 【発行所】幻冬舎文庫
 【発行日】2017/04/05
 【ISBN 】978-4-344-42582-8
 【価 格】770円

京都に生息する狸たち。”阿呆の道よりほかに我を生かす道なし”と天狗、人間を巻き込んで今回もドタバタ大騒ぎとなります。

小説には下鴨から出町周辺の風景がよく出てきますが、地元ばかりか観光客がよく並んでいる”ふたば”の豆餅やら阿闍梨餅まで登場します。出街商店街の裏にあるコーポ枡形というアパートに生息するのが天狗・赤玉先生。ここに金曜倶楽部、ぽんぽこ仮面、詭弁論部など森見登美彦ワールドがからんで、今回も面白い作品になっています。本物の電気ブランが飲みたくなりますね。

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2017/04/15

チューリングの大聖堂(上)

 【書 名】チューリングの大聖堂(上)
 【著 者】ジョージ・ダイソン
 【発行所】ハヤカワ・ノンフィクション文庫
 【発行日】2017/03/10
 【ISBN 】978-4-15-050491-5
 【価 格】10600円

チューリングが構想したのがチューリングマシン。これを具現化しようと考えたのがフォン・ノイマンなどを中心としたプロジェクト。いかにコンピュータが生まれてきたのか創世記の物語です。真空管を使ってメモリーなどを作ろうとしましたが、ちゃんとした真空管がなく、まずは使える真空管を探すような地道なところからスタートします。

■高等研究所
4階に食堂があり昼食と夕食が安い値段で提供されました。1946年10月14日のメニューは「オヒョウのクリーム煮、卵とポテト添え」25セント、「サーモンの煮物、パセリ・ソース、ポテト添え」50セントが選べ、コーヒーは5セント。厨房にはアインシュタイン向けの注意書きがあり、脂肪だめ、キャベツ類や豆もだめ、氷で冷やしたものは全てだめ。でアインシュタインの好みは4分間ゆでた卵でデザートは焼きリンゴだったそうです。

■シフトレジスタの製作
1948年の夏、部品を何度も複製しないといけないので雇われたのが地元の女子高生。

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2017/04/11

山城の不思議と謎

 【書 名】山城の不思議と謎
 【著 者】今泉慎一
 【発行所】じっぴコンパクト新書
 【発行日】2017/03/07
 【ISBN 】978-4-408-00897-4
 【価 格】850円

山城に関する基礎知識のあと、全国の山城がエピソードとともに紹介されています。また各城には縄張図もついています。井伊直虎で有名な井伊谷では井伊谷城のほかに最後の砦となる三笠城や街道を守る井平城が紹介されています。また武田勝頼が逃げ込もうと思ったのに家臣の小山田信茂に裏切られて入ることができなかった岩殿城。岩山にとりつくような登城道を登るしかなく、確かに難攻不落の城でした。

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人工知能はいかにして強くなるのか

 【書 名】人工知能はいかにして強くなるのか
 【著 者】小野田博一
 【発行所】講談社ブルーバックス
 【発行日】2017/01/20
 【ISBN 】978-4-06-502001-2
 【価 格】1000円

グーグルが開発した人工知能アルファ碁がプロ棋士をついに破ったというニュースが世界中を駆け巡ります。人工知能がいよいよシンギュラリティ(技術的特異点)を超えて、本当に知能をもつのではないかと感じた人も多いでしょう。実際、人工知能がどう考えているのかチェス、将棋、囲碁をテーマに解説した本です。基本的には局面をどこまで読むかが勝負ですが、いかに無駄な局面の検討をしないようにすることも大切です。アルファ碁の本質も評価関数とモンテカルロ法(乱数の発生)を駆使しています。人工知能がいかに学習して現在のようになってきたかが分かる一冊です。


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