境界大名16家
【書 名】境界大名16家
【著 者】榎本 秋
【発行所】洋泉社
【発行日】2017/01/26
【ISBN 】978-4-8003-1137-5
【価 格】900円
大河ドラマ「井伊直虎」では三河の徳川と遠州の今川に挟まれた境で懸命に生き残る井伊の姿が描かれています。戦国時代はあちこちで同じことが行われていました。勝ち残る方につかなければ家が滅んでしまいます。特に境界に位置する武将にとっては死活問題でした。なんとか生き残り大名となった16家を紹介しています。
紹介されているのは井伊、亀井、諏訪、真田、相馬、相良、水の、奥平、有馬、大村、遠山、小笠原、伊東、宋、松浦、柳生の16家。小笠原氏は信濃守護でしたが武田信玄の進攻によって信濃を追われます。同族が三好氏だったことから三好長慶の芥川城などにも滞在しています。小笠原流というと礼法のイメージがありますが、江戸時代は礼法を教えることが禁じられていたそうで、民間の浪人によって礼法小笠原流は広まったそうです。
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