織田信長の城
【書 名】織田信長の城
【著 者】加藤 理文
【発行所】講談社現代新書
【発行日】2016/12/20
【ISBN 】978-4-06-288405-1
【価 格】840円
安土城には色々と不思議がありますが、一つはまっすぐ伸びる大手道。もともとは蛇石などを運び込むための工事用道路だったようです。上層部の工事が終わった後、上級屋敷地への道として整備されたようです。大手道の左側にあったのが一門衆の屋敷跡で、伝羽柴秀吉邸といわれているのは、おそらく織田信忠邸で、本能寺の変で安土城天守は燃えましたが、屋敷地は無事でしたので、清州会議の後、織田の家督を継いだ三法師が入った安土仮屋敷はこの織田信忠邸のようです。となると大手道の右手にあるのは方面軍で柴田勝家、明智光秀、羽柴秀吉、滝川一益の屋敷跡のようです。
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