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2016/07/17

世界は感情で動く

 【書 名】世界は感情で動く
 【著 者】マッテオ・モッテルリーニ
 【発行所】紀伊國屋書店
 【発行日】2009/01/30
 【ISBN 】978-4-314-01054-2
 【価 格】1600円

行動経済学の本で「経済は感情で動く」の続編です。人間は合理的には動かず、いろいろなこころの法則に支配されています。例えば1000円、600円のランチで1000円のランチを多く出したい時は1500円、1000円、600年のランチ構成にすると真ん中の1000円ランチが多く出るようになります。特上、上、並のメニュー構成と同じです。たくさんのテストと結果が掲載されており、人はなんでそんな行動を起こすのか解き明かされています。

例えば3人の候補者がいます

A 腐敗した政治団体との1件に巻き込まれたことがある。星占いに凝っている。愛人が2人。ヘビースモーカーで日に6箱から10箱を空ける。
B 2度、役職を罷免されたことがある。抑うつ傾向があり、お昼まで寝ている。毎日ウイスキーを一瓶空け、仕事中に居眠りする。
C 愛国者で軍部から勲章を与えられた。菜食主義者でタバコを嫌い、たまにビールを1本の身、性生活はきわめて慎ましい。

これだけの情報だと「C」を選びそうですが、実際は
A クランクリン・ルーズベルト
B ウィンストン・チャーチル
C アドルフ・ヒトラー
でした。

「アメリカの心―全米を動かした75のメッセージ」という本にあった一節を思い出しました。

もし君がときに落胆することがあったら、この男のことを考えてごらん。
小学校を中退した。 田舎の雑貨屋を営んだ。破産した。
借金を 返すのに 十五年かかった。
妻をめとった。 不幸な結婚だった。
下院に立候補。 二回落選。
上院に立候補。 二回落選。
歴史に残る  演説を ぶった。が聴衆は無関心。
新聞には 毎日たたかれ国の半分からは 嫌われた。
こんな有様にもかかわらず、想像してほしい  
世界中いたるところの どんなに多くの人々が  
この不器用な、ぶさいくな、むっつり者に啓発されたことかを
その男は自分の名前をいとも簡単にサインしていた。
A・リンカーン、と

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