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2016/06/11

時代劇の間違い探し

 【書 名】時代劇の間違い探し
 【著 者】若桜木 虔、長野 峻也
 【発行所】新人物文庫
 【発行日】2015/02/12
 【ISBN 】978-4-04-601058-2
 【価 格】700円

■薩長同盟の黒幕
黒田家藩・黒田長溥(くろだ ながひろ)という蘭癖大名で有名な藩主がいますが、もともとは薩摩の島津家の出身。婿養子で黒田家の当主になります。シーボルトとも交流していました。島津斉彬が亡くなり久光が後を継ぐと西郷隆盛は流罪になってしまいます。久光に勧告して西郷を呼び戻したのが黒田長溥で、これで恩を感じることになります。黒田長溥は過激派浪士に狙われる立場であり、裏で動いて薩長同盟を画策していきます。

■三つ指をついて迎える
主人が帰ってきた時、武家の子女が三つ指をついて迎えるシーンがでてきますが、吉原の遊女が髷の形が崩れるので始めた中途半端なお辞儀。額が床につくほど下げるか、胸をはって挨拶するかのいずれかだったそうです。両手で襖を開けるシーンもでてきますが、あれは商人の家で、武家では懐剣に手をかけて襖は足で開け、いつでも戦闘態勢に入れるようにしていたそうです。

時代劇の間違いがよく分かる一冊になっています。

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