古代倭王の正体
【書 名】古代倭王の正体
【著 者】小林 惠子
【発行所】祥伝社新書
【発行日】2016/02/10
【ISBN 】978-4-396-11456-5
【価 格】860円
欠史八代や倭の五王とは一体、誰だったのか当時の漢、魏、高句麗などを含めて考察していますが実にスケールの大きな話になっています。倭王といってもヤマトだけでなく百済王なども兼任しており、特に朝鮮半島の紛争などと密接にからんでいました。倭の五王の一人、例えば倭王武は宋から使持節都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事安東大将軍倭王と任じられていますから、その通り読めばヤマトも朝鮮半島を支配した王です。古代史を見る視点が根本から変わる一冊です。
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