« 戦国時代の天皇と公家衆たち | トップページ | 血脈の日本古代史 »

2015/12/20

戦国の群像

 【書 名】戦国の群像
 【著 者】池上裕子
 【発行所】集英社
 【発行日】1992/3/11
 【ISBN 】4-08-195010-5
 【価 格】2400円

日本の歴史シリーズの第10回目。戦国大名よりも民衆の暮らしはどうだったのか、領地支配はどう行われていたのか記載されています。伊勢の北畠氏の家臣に宇陀の三将と呼ばれる沢氏、秋山氏、芳野氏がいます。沢氏は宇陀が本拠地ですが北畠から飯高郡神戸(松阪)の所領を与えられていたようです。最初は独立していましたが、大和の国人である越智氏、筒井氏の介入から北畠に近づいた模様で、自分の領土を守るために大変でした。

沢氏の本拠地は奈良県宇陀郡榛原町にある沢城。松永久秀に敗れた時は高山右近の父親である高山図書が沢城に入城し、教会も建てられておりルイス・フロイスが訪れています。


|

« 戦国時代の天皇と公家衆たち | トップページ | 血脈の日本古代史 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 戦国の群像:

« 戦国時代の天皇と公家衆たち | トップページ | 血脈の日本古代史 »