秀吉の天下統一戦争
【書 名】秀吉の天下統一戦争
【著 者】小和田 哲男
【発行所】吉川弘文館
【発行日】2006/10/01
【ISBN 】4-642-06325-0
【価 格】2500円
奈良の東向日商店街の北側にある大学堂古書籍部で買ってきました。秀吉の名前がはじめて見えるのが美濃攻めの際の調略の資料。松倉城の城主に信長が知行安堵状を出しましたが副状を出したのが秀吉で永禄8年11月2日付の文章です。この頃から奥羽仕置までを描いています。
小牧長久手の戦いで、秀吉が行ったのが織田信雄の領地だった伊勢攻め。津市久居にあった戸木城攻めを行っていますが、蒲生氏郷が攻めましたが、なかなか落ちず長期戦となりました。付城として宮山城を築き、また戸木城近くの上野遺跡で城郭遺構が見つかり、これも秀吉の付城と言われています。ようやく戸木城をおとし、これが転換点となりました。織田信雄が家康との相談なしに秀吉と和睦してしまい小牧長久手の戦いは終わってしまいます。
小田原攻めでは一夜城の石垣山城が出ています。完成には80日ほどかkっていますが、櫓や塀に和紙を貼って、白壁に見せた張りぼての城というのは、どうも本当のようで伊達正宗の回想に、この話が出てきます。
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