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2015/10/08

播磨気質

 【書 名】播磨気質
 【著 者】神戸新聞社
 【発行所】のじぎく文庫
 【発行日】1985/09/15
 【ISBN 】4-87521-444-8
 【価 格】1100円

1984年1月~12月に神戸新聞に掲載されたものをまとめた一冊です。播磨国の風俗は、知恵があって、しかも義理を知らない。親は子をだまし、子は親を欺くと散々な言われようです。

■幕の内弁当発祥の地
駅弁は宇都宮駅、横川駅で売り出されましたが、これは握り飯とタクアンで、箱入りの本格的な駅弁は播磨発祥。姫路にある「まねき食品」が売り出した幕の内弁当です。

■板東武者
播磨には梶原姓が多いのですが、まずは源頼朝の懐刀だった梶原景時。播磨国守護に任じられました。播磨は平氏の本拠地ですので、かなりの板東武者を引き連れて播磨に入りました。次は応仁の乱の時、播磨国守護だった赤松正則とともに細川方についた梶原景望が高砂に上陸し、初代高砂城主になります。

赤松円心は足利尊氏を助けますが、楠正成とも盟友でもあったため、河内から播磨に移り住んだ楠も多く、楠木村もあります。

■冷泉家
同志社大学の横に和歌で有名な冷泉家がありますが、播磨守護の赤松氏とも親しい関係だったので、戦国時代は播磨国細川庄に下向していました。ところが別所長治に襲われて冷泉為純とその子の冷泉為勝が殺され、荘園を横領されてしまいます。為勝の弟の冷泉為将は寺に入っていたため無事で、京都へ戻り冷泉家を再興します。


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