合戦図屏風で読み解く戦国合戦の謎
【書 名】合戦図屏風で読み解く戦国合戦の謎
【著 者】小和田 哲男
【発行所】青春出版社
【発行日】2015/08/15
【ISBN 】978-4-413-04461-5
【価 格】1230円
■屏風の数え方
扇-縦長の1枚 右から第一扇、第二扇となる
6扇が集まると六曲 8扇集まると八曲
左右で対になっており右側が右隻、左側が左隻でワンセットが一双
■長篠合戦図屏風
馬防柵の前で鉄砲をかまえ、騎馬隊に射撃していますが、すぐに壊れそうな馬防柵が描かれています。これは武田軍に簡単に打ち破れるという囮にしていたのではという説があります。実際は空堀や土居などで陣地を作って待ち構えていました。
■長久手合戦図屏風
十本近くが残っていますが成瀬家本だけには戦場を颯爽とすすむ若武者が描かれたいます。これが成瀬家の初代、成瀬正成で他の屏風には描かれていませんが、成瀬家が註文した屏風には追加されています。
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