伊勢神宮とは何か
【書 名】伊勢神宮とは何か
【著 者】植島 啓司
【発行所】集英社新書ヴィジュアル版
【発行日】2015/08/17
【ISBN 】978-4-08-720796-5
【価 格】1400円
伊勢周辺をフィールドワークで歩き、伊勢神宮とはどういう存在なのか紐といた本。本のところどころに挿入されている写真がとてもいい本です。
伊勢神宮は内宮、外宮だけでなく125社から構成されていますが、伊雑宮(いざわのみや)と滝原宮(たきはらのみや)は別宮ながら、かなり離れた地にあります。伊勢神宮は倭姫命が御杖代となって各地をまわり、今の伊勢に落ち着くことでできましたが、もともと地元の神様がいました。そういった神様も取り込んで伊勢神宮125社になっています。
■度会氏
外宮の禰宜ですが宇治土公氏とともに磯部氏と言われていました。度会のワタは朝鮮語のpata(海)からきており、お互いに海を船で渡り合うことからワタライとなったとも言われています。五十鈴川は以前は現在と違う流れでしたが、昔の河口にあったのが江神社で、やはり海が関係しています。
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