真田幸村と大坂の陣
【書 名】真田幸村と大坂の陣
【著 者】渡邊大門
【発行所】KKロングセラーズ
【発行日】2015/07/01
【ISBN 】978-4-8454-0957-0
【価 格】900円
真田幸村と大坂の陣について50の謎について記載されています。家康というと狸親父というイメージがあり最初から豊臣家を滅ぼすつもりだったと考えられていましたが、関ヶ原の戦いが終わったあとに考えていたのが二重公儀制度。将軍職の徳川家と関白の豊臣家で千姫を秀頼に嫁がせるなど融和につとめていましたが、結局は手切れになってしまいます。
小田原で北条氏が滅ぶと国内で大きな戦はなくなり、牢人にとっては再仕官が困難になります。牢人は厄介者扱いで、京都で牢人が住むには許可制になっていました。そんななか大坂の陣は牢人にとって千載一遇のチャンス。大坂冬の陣で徳川と和睦しましたが、行くあてのない牢人は大坂城にとどまり、結局、大坂夏の陣になってしまいます。
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