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2015/06/25

占領下日本の教訓

 【書 名】占領下日本の教訓
 【著 者】保阪 正康
 【発行所】朝日新書
 【発行日】2009/08/30
 【ISBN 】978-4-02-273289-7
 【価 格】800円

北海道生まれで、アメリカの占領下に国民学校に入学した筆者が、占領下の日本はどんな国だったのか、アメリカはどんな意図で占領していたのか、日本人の意識はどうだったのか、など時代の雰囲気と共に書いた一冊。

マッカーサーが占領軍の長として赴任しましたが、ちょっと変わっていて日本にデモクラシーを植え付けてやろうという使命感を持っていました。アメリカによる民主化が進みましたが、実際はGHQにとって都合が悪いことには検閲があったり、朝鮮戦争やレッドパージなどでいろいろと方針が変ったりもしました。いろいろな面がある二重構造で、これが現在の憲法問題などに続いています。

マッカーサーがトルーマンによって解任され日本を去る時に沿道に20万人もが見送りにいきましたが、元帥が大統領によって解任されるというシビリアンコントロールという教訓にこそ、日本人が学ぶべきだったとも書いてあります。満州事変などを起こした関東軍参謀を解任できずに戦争にのめりこんでいったのが日本でした。


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