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2015/03/20

戦国武将の明暗

 【書 名】戦国武将の明暗
 【著 者】本郷和人
 【発行所】新潮新書
 【発行日】2015/03/20
 【ISBN 】978-4-10-610609-5
 【価 格】760円

週刊新潮に連載された「戦国武将のROE」をまとめた話ですが、堅苦しい話ではなく信長のBL(ボーィズラブ)や家康のロリコンという話題も出ています。マンガ「NARUTO(ナルト)」で「はたけカカシ」の必殺技が千鳥(雷切)ですが、戦国武将の立花道雪に由来するものだそうです。

■関ヶ原の戦い
石田三成が考えていたのが大垣城での攻防戦、次が毛利秀元が守る南宮山での攻防戦、最期が松尾山城の攻防戦で3重の防衛線を考えていたところ、小早川秀秋が大垣城主の部隊を追い出して、居座ってしまいます。三成にしてみたら進軍してくる家康勢と小早川の挟撃にあうことになり関ヶ原へ移動。また家康も秀忠軍を待つつもりが情勢が動いてしまったので、これを機に関ヶ原へ陣をすすめます。偶発的な戦いが関ヶ原の戦いのようだったようです。

秀忠が遅れたのは上田の真田攻めを行っていたせいですが、一説によると真田昌幸の正室は宇多頼忠(のちに豊臣秀長の重臣)の娘で、また娘の一人が石田三成に嫁いでいて、真田昌幸と石田三成は義兄弟だったかもしれません。

関ヶ原の戦いの前哨戦である伏見攻めで鳥居元忠と共に滅んだ上林竹庵という人物がいますが、茶師でした。江戸時代、上林家は将軍家ゆかりの茶問屋を営みますが、ペットボトル「綾鷹」のCMに出てくる上林春松本店がこの上林家なんだそうです。


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