お城へ行こう!
【書 名】お城へ行こう!
【著 者】荻原さちこ
【発行所】岩波ジュニア新書
【発行日】2014/08/20
【ISBN 】978-4-00-500782-0
【価 格】900円
昔、日本国中に城があり、正確な数は分かりませんが3~4万はあるのではと言われています。信長と秀吉が自分の支配地域に軍事拠点が残って、反逆の拠点とならないよう破城(城を壊すこと)が行われます。その後、徳川幕府による一国一城令が出て、全国にあった城は175まで減ります。また明治6年に廃城令がでて、米子城の天守は風呂の焚きつけになってしまいました。そんななか保存に動いた城もありましたが第二次世界大戦の空襲などで燃えてしまいます。
破城が行われましたが山城はけっこうな数で残っています。ただ、その後は放置され整備されなかったので堀は埋まり土塁も崩れています。ただ平地にあった城は住宅地などとなり壊滅してしまったところも多くあります。地名に城山と残っているところがありますが、そんな土地に城がありました。本では津の田舎にある小森上野城(南北朝時代に造られ、現在は地名しか残っていません)が事例として上げられていてビックリ。津の住人も知らないマイナーな城が掲載されていました。
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