竹と樹のマンガ文化論
【書 名】竹と樹のマンガ文化論
【著 者】竹宮恵子 内田樹
【発行所】小学館新書
【発行日】2014/12/06
【ISBN 】978-4-09-825222-0
【価 格】740円
マンガの歴史や文化論、印刷の話など、なかなか面白い内容ですが、興味深かったのがスクリーントーンの話。マンガの背景によく使われるパターンです。
アイシー社などいくつかメーカーがあり、もともとはグラフィックデザイナー向け商品でしたが、グラフィックデザイナーがだんだんパソコンを使いだしたため需要が減退。そこでグラフィックデザイナーの次に購入量が多かった漫画家にメインターゲットを変更します。漫画家を訪ね、どんなパターンが必要がリサーチして次々と新商品を作りだしたそうです。一時期は「しらけ鳥」のパターンまでありました。今ではコミケに行って同人誌の作家にもリサーチしているそうです。
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