なぜ地形と地理がわかると江戸時代がこんなに面白くなるのか
【書 名】なぜ地形と地理がわかると江戸時代がこんなに面白くなるのか
【著 者】大石 学
【発行所】洋泉社歴史新書
【発行日】2014/12/20
【ISBN 】978-4-8003-0530-5
【価 格】800円
■開港地に横浜が選ばれたワケ
横浜は江戸時代、陸の孤島のような土地で神奈川の方が賑やかでした。ただ横浜は水深が深いので幕府が開港地に推薦していましたが、ハリスなど列強が反対したため幕府は領事館を神奈川におくことを認めます。ところが横浜の方が攘夷派の攻撃を防ぎやすいことと八王子からの絹の道の利便性から領事館も横浜に移され、現在の発展となりました。
■韮山の反射炉
当初は下田に作る予定で工事を始めましたがペリー艦隊の水兵が建設地に入る事件があり、内陸地で指揮をとった江川太郎左衛門の代官所に近い場所に作られることになります。
などなど、全50項目が紹介されています。
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