背表紙は歌う
【書 名】背表紙は歌う
【著 者】大崎 梢
【発行所】東京創元社
【発行日】2013/07/27
【ISBN 】978-4488487058
【価 格】691円
「平台がおまちかね」の続編です。今回も明林書房の営業マン・井辻智紀が書店を巡るうちに様々な謎を解いていきます。担当エリアがかぶっているのでよく登場するのが佐伯書店の営業マン・真柴。この二人が凸凹コンビになっていて、面白いですね。
大手出版社の営業マンやらいろいろ登場し、もちろん自社のスペースを少しでも拡げるために張り合うのですが、本を読んでもらう人を少しでも増やすため協力しあう姿も描かれています。文学賞受賞にまつわるミステリーもあり、作家を含め編集者、営業マンなどの舞台裏がたのしめました。
今回はなんと取次会社(出版業界の卸)まで登場し、「配達あかずきん」で登場する書店「成風堂」まで出てきます。
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