地図と愉しむ東京歴史散歩・地形編
【書 名】地図と愉しむ東京歴史散歩・地形編
【著 者】竹内 正浩
【発行所】中公新書
【発行日】2013/07/25
【ISBN 】978-4-12-102227-1
【価 格】100円
「地図と愉しむ東京歴史散歩」の姉妹版です。後半は都心の山の御屋敷リストになっていますが、面白いのが前半で地図と町の変遷を楽しめます。
■砂町銀座
新入社員の頃、研修で東京に3ケ月おりましたが独身寮にやっかいになっていました。寮の近くにあったのが砂町銀座。なんとも庶民的な商店街でした。もともとは養殖池などが点在する水田で、東側に砂町火葬場がありました。昭和の初めころまで焼場通りと呼ばれていたそうです。昭和8年頃に現在のように砂町銀座に改名。ただ戦前は30軒ほどの小規模なもので、現在のようになったのは戦後になったからです。
■谷にできた商店街
日本で最初に銀座という名前をつけた戸越銀座。目黒川支流の谷を暗渠化してつくられた商店街でした。同じように日出優良商店街は水窪川を暗渠化してつくった商店街、霜降銀座商店街は谷田川を暗渠化してでき、川の跡なので商店街も道がうねっています。
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