戦国の食術
【書 名】戦国の食術
【著 者】永山久夫
【発行所】学研パブリッシング
【発行日】2011/11/29
【ISBN 】978-4-05-405131-7
【価 格】880円
戦国時代の食事にフォーカスした面白い視点の本。出陣に際して携帯するのが腰兵糧。乱戦になれば大将といえども自分の命を守るのは自分自身。部下が見習うように加藤清正は常に腰兵糧として米三升、干味噌、銀銭300文を袋にいれていました。野戦で弁当を用いることになったが小姓が腰兵糧を持ってきておらず、小姓の叔父が焼きおにぎりを与えており、これには清正も怒り両名を罰しました。
面桶(めんつう)という木製容器に入れた武士のランチボックスが現在の弁当の先祖と言われています。保存するために梅干しをいれ日の丸弁当は戦国時代に誕生していました。即席濁酒も携行しました。大麦の粉、みりん、焼酎を等分にして練って丸めたもので、湯にとくと濁酒になりました。
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