本能寺の変431年目の真実
【書 名】本能寺の変431年目の真実
【著 者】明智憲三郎
【発行所】文芸社文庫
【発行日】2013/12/15
【ISBN 】978-4-286-14382-8
【価 格】720円
信長は光秀に命じて本能寺で家康を暗殺する計画で、光秀がそれを逆手にとり信長を暗殺したのはという説は昔からあり、実際、明智の兵卒は家康を攻めにいくものだと思ったという証言もあります。その場合、光秀の動機がよく分からなかったのですが、この本では土岐一族の歴史と信長の唐入り構想から読み解いているのが斬新ですね。ただ信長が家康を暗殺する動機が今一つよく分かりません。ただ現代の感覚で見ているので当時と肌感覚が違う点も大きいです。
天界は光秀だったという説があるぐらい、春日局など家康と明智はよく結びついていて不思議だったのですが、その背景についても書かれています。確かに面白い見方です。
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