富の王国 ロスチャイルド
【書 名】富の王国 ロスチャイルド
【著 者】池内 紀
【発行所】東洋経済新報社
【発行日】2008/11
【ISBN 】 978-4492061510
【価 格】1152円 Kindle版
銀行など資本家として有名なロスチャイルド。200年前は金貸しの一人でドイツのフランクフルトにあるユダヤ人街に小さな店をオープン。初代には確かに才覚があり店を大きくしますが、また5人の息子がヨーロッパ各地に店を持ち、情報をいちはやく教えあうことで店を大きくし大富豪ロスチャイル家になっていきます。息子や娘たちがそれぞれ大邸宅に移っても、初代の奥さんはフランクフルトのユダヤ人街を離れず、訪れてくる息子たちに指示したそうです。
「唐様で貸し家と書く三代目」と言われるほど、継続するのは大変で、しかも戦争などがあったのに各世代とも大きな失敗もなく現在のロスチャイルド家に至る歴史がよく分かる本です。
| 固定リンク
コメント