リー・クアンユー、世界を語る
【書 名】リー・クアンユー、世界を語る
【著 者】グラハム・アリソン、ロバート・D・ブラックウィル、アリ・ウィン
【発行所】サンマーク出版
【発行日】2013/10/15
【ISBN 】978-4763133212
【価 格】1785円
シンガポール建国の父「リー・クアンユー」。
Q&A形式で書かれていて中国、アメリカ、米中関係、インド、イスラム原理主義などの章立てになっています。まず中国の自由民主主義化は無理で、そんなことをしてしまえば国が崩壊してしまうと現実的な回答をしています。
シンガポールの成功の一因は英語と各自の母語のどちらを選んでもよいとして30年間の期間をかけて英語が第一言語になったこと。優秀な人材を外部から導入したこと。あと規律が重要という話も出てきます。昔、リークンユが深夜に東京へ着いた時、車もほとんど通らない交差点で赤信号を待っている日本人を見て、我が国も日本の規律に学ばないといけないといった逸話を思い出しました。東京でよかったですね、これが大阪だったら幻滅したことでしょう。
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