城と隠物の戦国誌
【書 名】城と隠物の戦国誌
【著 者】藤木 久志
【発行所】朝日選書
【発行日】2009/12/25
【ISBN 】978-4-02-259961-2
【価 格】1300円
戦国時代、敵対する勢力の境界にあるような村は村も戦場になってしまうため、どうサバイバルするかが重要でした。領主は村人を保護しないと村にそむかれてしまいます。城の外郭内に広場があり、ここに村人が逃げ込んだようです。また村人は戦闘員でもありました。「のぼうの城」で有名な忍城ですが足軽の数はそう多くなく、映画同様に村人が戦闘をしていました。
城へ持ちこめないものは埋めたり、人や寺に預けたりして何とか保護しようとしますが、反対に隠したものを狙う雑兵もいました。穴に埋められた銭などが時たま発見されたりしますが、多くは戦さになる前に隠したもののようです。
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