謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎
【書 名】謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎
【著 者】桐野作人
【発行所】アスキー新書
【発行日】2012/2/10
【ISBN 】978-4048860741
【価 格】800円
関ヶ原合戦の前、家康、三成がどう動いたのか、前田利長の謀反の噂は本当だったのか、家康はなぜ上杉景勝攻めに踏み切ったのか等を丁寧に解き明かしています。小早川秀秋の裏切りが勝敗を決めたと言われていますが、小早川秀秋は東軍のつもりで行動しており、総大将の毛利輝元をいれるつもりだった松尾城を占拠してしまいます。小早川秀秋には豊臣秀頼が成人するまで関白職につかないかと持ちかけます。これで秀秋は少し考えたようですがやっぱり東軍側にまわります。
家康が思ったよりも早く美濃赤坂に着陣し、秀秋に松尾山を占拠されたことから三成は大垣城では危ないと考え、関ヶ原への移動になったようです。三成同様、家康側でもいろいろと想定していないことが起こり、どっちもどっちだったんですね。
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