戦国の軍隊
【書 名】戦国の軍隊
【著 者】西股総生
【発行所】学研パブリッシング
【発行日】2012/4/27
【ISBN 】978-4-05-405304-5
【価 格】1400円
織田信長が天下をとった理由の一つが常に戦える常備軍をそろえたこと。武田信玄などは農民を兵隊に駆り出していたため、農作業がある時は戦えなかったというのが通説ですが、どうも違うようです。侍は常備軍で、しかも自分の領地ではないところを守っていました。兵隊も今でいう傭兵のような感じで、訓練をしなくても戦えるように集団で戦える槍や鉄砲を使った戦いが中心になっていきます。本の帯に侍は正社員、足軽は非正規雇用者とありますが、まさにその通りなんですね。
豊臣秀吉が小田原城を攻める時に伊豆にあった山中城を攻めますが、この時に攻めた渡辺勘兵衛が活躍し記録を残していました。これで当時の戦いが分かるのですが、すさまじい戦いだったんですね。
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