« 新聞記者 司馬遼太郎 | トップページ | 四畳半王国見聞録 »

2013/07/19

僕がアップルで学んだこと

 【書 名】僕がアップルで学んだこと
 【著 者】松井 博
 【発行所】アスキー・メディアワークス
 【発行日】2012/4/10
 【ISBN 】978-4-04-886539-5
 【価 格】762円

アップル米国本社でiPodの品質保証を担当するグループのマネージャを務め、その後、全マッキントッシュ製品の品質保証部門の統括をしていた著者が16年勤めたアップルとはどんな会社かどういう職場環境なのかを書いた本です。

ジョン・スカリーからスピンドラ時代、無秩序だったアップルを断捨離を行いなんとか立て直したのがアメリオ。やがてスティーブ・ジョブズが復帰しiMacでアップルを再生させます。

アップルの組織はシンプルで動きが俊敏なこと。実際に著者からスティーブ・ジョブズまで3階層しかなかったそうで、日本の企業の半分ほど。

マネージャになって効果的だったことが整理整頓というのは興味深いですね。職場で探し物をする時間が減り、オフィス空間が拡がって快適になります。これで生産性があがるので整理・整頓はあなどれませんね。あと「上司をお得意様と思おう」という考え方は新鮮です。上司を自分の保護者やカウンセラーのように考えてしまいがちですが、お得意様と考えれば上司が人格者ではないと悩むことはありません。

ToDoリストを作るのですが。面白いのが「10年しか生きられないとしたら」、「5年しか生きられないとしたら」、「1年しか生きられないとしたら」で作る考え方。これで長期、中期、短期の目標ができます。

|

« 新聞記者 司馬遼太郎 | トップページ | 四畳半王国見聞録 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 僕がアップルで学んだこと:

« 新聞記者 司馬遼太郎 | トップページ | 四畳半王国見聞録 »