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2013/05/12

古代道路の謎

 【書 名】古代道路の謎
 【著 者】近江俊秀
 【発行所】祥伝社新書
 【発行日】2013/4/10
 【ISBN 】978-4-396-11316-2
 【価 格】800円

どこかでよく似た内容を読んだなと思ったら先日、読んだ「道が語る日本古代史」(朝日新聞出版)と同じ著者でした。こちらの方が後に書かれたので「道が語る日本古代史」を先に読んだ方がよいでしょう。

副題が「奈良時代の巨大国家プロジェクト」とありますが天武天皇からの律令時代に整備されたのが古代道路。山陽道、山陰道、西海道、東海道、東山道、北陸道、南海道に至る駅路が整備されました。総延長は6300キロメートルで天武天皇による列島改造。

駅路間は約16キロで急ぎの場合は10駅以上進まないといけないので少なくても160キロ進みました。最初はリレー方式でしたが、平安時代の中ごろになると一人の駅使が馬を乗り換えながら進むようになったので過酷だったでしょうね。駅路ですが、付近に町があるなど地元の事情を考えずひたすらまっすぐ目的となる地方との間を結んでいました。補修・整備は地方まかせだったため律令国家がゆるみだすと駅路はだんだん使われず地方にとって便利な道に付け替えられていきました。


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