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2013/05/29

江戸の見世物

 【書 名】江戸の見世物
 【著 者】川添 裕
 【発行所】岩波新書
 【発行日】2000/7/19
 【ISBN 】4-00-430681-7
 【価 格】700円

テレビも映画もなかった江戸時代、エンターティメントの一つが見世物でした。江戸の見世物について当時の熱狂的な様子を紹介する本です。見世物にはいろいろとブームがあったようで、まずは1819年の細工見世物で登場した関羽。7~8メートルもあった巨大な像でした。竹細工で作られた見世物がヒットしたので、すぐに取り入れたのが歌舞伎。役者の衣装が籠目になっていて、見に来た江戸っ子は喝采することになります。

細工師は大阪出身で、これもお酒と同様に大坂下りの一つだったようです。見世物の引札にも「大坂下り」とあり、当時の大坂はそれだけでブランドだったんですね。動物シリーズもあり、以前、NHKのブラタモリでやっていたのが像。他にもラクダやヒョウなどいろいろな動物の見世物が行われました。

そして生人形。今でいうマダム・タッソーの蝋人形のようなものですね。当時、話題になった情景をリアルに再現したものです。この興業の一つが津市の一身田で行われています。高田本山という寺内町があるんですが、昔は遊郭と芝居小屋があって曲亭馬琴も訪れていたんですね。


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