戦国大名の城を読む
【書 名】戦国大名の城を読む
【著 者】萩原さちこ
【発行所】ソフトバンク新書
【発行日】2013/03/25
【ISBN 】978-4-7973-7235-9
【価 格】760円
戦国時代から江戸時代初期にかけての城の築城など変遷がよく分かるように書かれています。
取り上げられている城
戦国時代
武田信玄-躑躅ケ崎館、要害山城、諏訪原城、犬居城、丸子城、新府城
北条氏康-滝山城、山中城、八王子城、小田原城
毛利元就-吉田郡山城、新高山城
上杉謙信-春日山城
朝倉義景ー一乗谷城
浅井長政-小谷城
織豊期
織田信長-岐阜城、安土城
豊臣秀吉-大坂城、石垣山一夜城、名護屋城
加藤清正-熊本城
松永久秀-多聞山城
真田昌幸-上田城
長宗我部元親-岡豊城
江戸時代
徳川家康-江戸城、名古屋城、
藤堂高虎-今治城、伊賀上野城、宇和島城
伊達正宗-仙台城
黒田官兵衛-中津城
池田輝政-姫路城
実際に現地を歩いたレポートも多く、興味深いのですが縄張図などがないと分かりにくいのが難点。
江戸時代、藤堂高虎の今治城で行った縄張が基本となっていきます。まず四角い曲輪。デッドスペースがなくなりますが防御力が弱まるので多聞櫓、枡型虎口、広大な水堀、高石垣。高虎がつくった城は単純で規格化されていますので、転封になっても、すぐに防御することができます。
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