梅棹忠夫
【書 名】梅棹忠夫
【著 者】山本紀夫
【発行所】中公新書
【発行日】2012/11/25
【ISBN 】978-4-12-102194-6
【価 格】820円
1989年頃から始まったのが著作集の編集、最終的に23巻となりました。目が見えなくなってから始めたのが筆債の返却。出版社に本を書くと約束しながら果たせなかった原稿を書き始め、あまりにたくさんの本を出すので月刊「うめさお」と呼ばれていました。
著作集の編集ですごかったのは各著作につけられた詳しい解説。どのような経緯で原稿が依頼され、反響はどうだったかまで書かれています。書誌情報も完璧。先日、知的生産の技術研究会・関西の25周年記念セミナーで梅棹研究室の三原秘書にセミナーをしていただきましたが、「知的生産の技術研究会」というフォルダーもあるのですが、会ができるきっかけとなった八木代表からの手紙は「知的生産の技術の反響」に入っていたという話を披露されていました。それにしても、すごい整理ですね。
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