信長の血統
【書 名】信長の血統
【著 者】山本博文
【発行所】文春新書
【発行日】2012/9/20
【ISBN 】978-4-16-660875-1
【価 格】770円
江戸時代、織田信長の嫡流は耐えていましたが、大名4家、旗本10家が存続しました。信長亡き後、政権が変わる中、織田一族がどう行動したのかが分かります。
■本能寺の変
黒幕説などいろいろありますが、一番の要因は明智光秀の年齢でしょう。当時、67歳。転がり込んだ最後のチャンスに売ってでただけでしょう。
■清州会議
秀吉が傀儡政権を作るため幼い三法師を跡継ぎにするシーンがよく時代劇に出てきますが、実際は織田信長の子供である信雄と信孝が跡目争いをしているので、4人の宿老(柴田勝家、羽柴秀吉、丹羽長秀、池田恒興)が集まって三法師を跡目に決め、4人の宿老で盛り立てようと決めたのが真相のようです。ですので柴田勝家も納得ずくでした。当時は主君を立てて結束しなければ周囲は敵なので争いなどしている暇はありませんでした。
秀吉がどこらへんから豊臣政権を考え始めていたかは分かりませんが、山崎に新しい城を作り始めた頃に柴田勝家と一悶着ありましたので、この頃なんでしょう。
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