同期生
【書 名】同期生
【著 者】一条ゆかり、もりたじゅん、弓月光
【発行所】集英社新書
【発行日】2012/09/19
【ISBN 】978-4-08-720656-2
【価 格】760円
副題が「りぼんが産んだ漫画家三人が語る45年」。3人とも1967年に「りぼん」が募集した「第一回りぼん新人漫画賞」で準入選、佳作をとったメンバー。応募の理由が賞金20万円と当時高校生や大学生だった3人にとって高額だったからだそうです。
「りぼん」は少女児童誌で一世を風靡していましたが、週刊マーガレットなどの追い上げで部数が落ち始め、路線変更を考えていた時代。今までの路線とは違った3人を起用し、自由に作品を書かせることで少女雑誌に変貌をとげることができました。少女漫画の歴史がよくわかるし、プロであり続けることの難しさがよく分かります。それにしても一条ゆかりの文章は面白いですねえ。
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