天守再現!江戸城のすべて
【書 名】天守再現!江戸城のすべて
【著 者】三浦 正幸 監修
【発行所】宝島SUGOI文庫
【発行日】2012/9/20
【ISBN 】978-4-8002-0153-9
【価 格】648円
寛永時代に建てられた江戸城天守を再建して東京のランドマークにしようという運動があり、再建を目指しているNPOが中心になって出した本です。
家康が建てた江戸城天守は秀忠、家光によって2度建てなおされました。家光が建てた寛永時代の江戸城は振袖火事で焼失。再建話があったのですが会津藩主・保科正之が太平の世に天守は無用と見送りとなり現在まで再建されませんでした。江戸城天守や江戸城に焦点をあてて縄張りや櫓、門などについて解説されています。
日比谷入江を埋め立てて作られた江戸城は実に壮大で、現在の御所は内堀の中にあたり、外堀が現在の四谷、赤坂、市ヶ谷、神田川などに該当します。門そのものはなくなってしまいましたが虎口の石垣などが現在の東京にまで残っているのがうれしいですね。
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