女子の古本屋

　【書　名】女子の古本屋
　【著　者】岡崎　武志
　【発行所】ちくま文庫
　【発行日】2011/06/10
　【ISBN 】978-4-480-42837-0
　【価　格】840円

古本屋のイメージというとムスーッとして親父が奥に座っているイメージが強いのですが、女性店主の古本屋って、けっこうあるんですね。時代は少しづつ変わっています。

紹介されているのは古書日月堂、八重洲図書館、海月書林、火星の庭、旅猫雑貨みせ、ブックギャラリーポポタム、蟲文庫、トンカ書店、古本海ねこ、興居島屋、呂古書房、石田書房、山猫館書房の13店舗。

古本屋って労力多く、儲かる商売ではないのですが皆さん身の丈にあった運営をしているのがいいですね。巻末には「女性が古書店主になるには」が掲載されていますが、ちゃんと甘い商売ではないと釘をさしてあります。