戦国10大合戦の大ウソ
【書 名】戦国10大合戦の大ウソ
【著 者】森田 善明
【発行所】ワック株式会社
【発行日】2011/10/28
【ISBN 】978-4-89831-171-4
【価 格】933円
戦国時代の戦いについて通説がいかに異なっているのか述べています。厳島の戦い、桶狭間の戦い、謙信の関東侵攻、川中島の戦い、信長の美濃攻略、信玄の西上戦、長篠の戦い、賤ヶ岳の戦い、小田原合戦、関ヶ原の戦いが取り上げられています。
三方ケ原の戦いで家康を破り、次に野田城を落城させて、そのまま西に向かわずに伊那街道へ入り、結局、信玄はは亡くなってしまいます。そのまま信州へ戻り、信玄の上洛はなくなってしまいます。具合が悪くなって伊那街道へ入ったと通説では言われていますが、伊那街道から美濃へ侵攻するのがもともとの目的で、既に美濃方面へも着々と侵攻の足場を作っていました。なので家康を攻めたのは二俣城と野田城を取るためで、ここは日本アルプスの端になり防衛ラインをまずここまで伸ばしてから美濃へ侵攻する計画だったようです。そのまま侵攻したら信長はめちゃくちゃ危なかったですね。
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