書店の店頭から
【書 名】書店の店頭から
【著 者】海野 信
【発行所】編集工房ノア
【発行日】1985/5/15
【価 格】1600円
梅田(大阪)の本屋戦争と言えば紀伊國屋書店と旭屋書店。双方とも600坪の大型書店でほぼ同じ頃にスタート。紀伊國屋書店はワンフロア、旭屋書店は6階の多層階店舗。紀伊國屋書店は本の回転率で勝負しましたが、旭屋書店は回転率を深追いせず、専門書イメージを確立しました。私も本を買いに行くなら旭屋書店でした。この旭屋書店の店頭で35年働いたのが著者です。棚作りの話などが載っていて、旭屋書店の棚はどう出来たが分かります。
東京へ派遣され神田村をまわって客注の本を揃えたり、組合結成や歌声喫茶など当時の世相がわかる話題がたくさん載っています。
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