内側から見た富士通 成果主義の崩壊
【書 名】内側から見た富士通 成果主義の崩壊
【著 者】城 繁幸
【発行所】光文社
【発行日】2004/7/30
【ISBN 】4-334-93339-4
【価 格】952円
業績悪化がきっかけで成果主義を導入した富士通ですが、結局うまくいかなかった現場の話が書かれています。成果主義を導入している企業も多いのですが、きちんと考えて導入しないと同じような問題が起きてしまいます。
ほとんど訓練していない管理職に評価をまかせてしまったので、残業が少ないなど全然関係ない指標で評価されるなど散々な結果に、なるべく公正が担保できる公正評価委員会のような仕組みが必要です。また管理職、役員を含め評価は公開すること。人事部や管理職は実質、成果主義の対象外になる運用をしてしまいましたが聖域をもうけずが鉄則です。
それにしても読みにくい本ですね。ところどころの単語に英語が併記されていて、読みにくい本です。内容はおもしろいので、なんとも残念。
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