大阪今昔散歩
【書 名】大阪今昔散歩
【著 者】原島広至
【発行所】中経文庫
【発行日】2010/9/29
【ISBN 】978-4-8061-3827-3
【価 格】657円
書名どおり明治、大正時代の大阪の風景と現在の風景を対比したものです。大阪に住んでいながら知らないことも多いですね。
■造幣局の通り抜け
大阪の春の風物詩といえば、造幣局の桜の通り抜け。かつて藤堂藩の蔵屋敷があったそうです。藤堂藩は津、久居、名張・伊賀をおさめていました。蔵屋敷に八重桜が植えられていて、これが造幣局に移植されて現在の通りぬけにつながるそうです。
■堂ビル
大阪駅から御堂筋を市役所の方へ向かうと北新地を過ぎたあたりに堂ビル(堂島ビルディング)が見えます。9階建なんですが、この堂ビルは1923(大正12)年に建てられたビルを改築して、ずっと建っているんだそうで知らなかった。
■難波橋
中之島にかかる橋の一つに難波橋があり、道路は堺筋通りになります。もともとは一つ隣の難波橋筋にかかっていましたが市電の路線を延ばした時に堺筋通りに掛け替えたそうです。
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